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電気自動車2

このように期待が高まる電気自動車ですが、一方で様々な課題を抱えています。

 

まず、個人のオーナーレベルでは、電気自動車の充電のための設備を家庭に備える必要があり、電気自動車ならではの何らかの出費が予想されます。例えば、日本の家庭では100Vが一般的ですが電気自動車ではより早く充電が可能となる200Vコンセントの設置が推奨されています。この工事にはおよそ10万円程度が必要と言われています。また、200Vの工事を行わない場合でも、電気自動車の充電に必要な大容量の電流を流すため他の機器と区別をしておく必要があり、分電盤から専用の回線を用意するといった工事が必要になることが考えられます。

 

ガソリン車よりもランニングコストの低さが魅力の電気自動車ですが、充電のために電気料金の基本料金の段階を引き上げねばならないケースや、電気料金の深夜料金プランを選択すると昼間の料金が上がるケースがあるなど、電気料金がやや値上がりすることもあると言われていますので、そのあたりの精査も必要となるでしょう。

 

また、100%電気自動車が長距離を不安なく走ることができるようになるには、充電ステーションが広域に整備される必要があります。メーカーの店舗などを中心に少しずつ広がりつつあるもののガソリンスタンドとはまだ比較にならない規模で、この整備も今後の課題となります。

 

さらにもう少しマクロ的な視点で見れば、電気自動車が普及すればそれだけ電気の需要が高まることになりますが、現在の日本の電力状況で電気自動車の大幅な普及に耐えることができる電力が供給できるのかという問題があります。電力需要の増加を火力発電によって賄うのであれば、自動車そのものからの二酸化炭素の排出量を減らしても、発電段階で増えることつながりかねないという矛盾が生じてきます。とはいえ、他の発電方法で賄うことも難しく、電気自動車の普及は常に電力供給問題と隣り合わせであると言えるでしょう。

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